高齢シングルマザーかちこが見つけたもの

48才シングルマザーの日々、子育て、仕事などなど

私の転職を阻む、母からの重圧

私の誕生日は夏なのですが、新年を迎えただけで一つ歳をとった気分になってしまうのはいつからだったか。

 

「あ~49才かぁ…」

 

転職するのならば50才になる前に…実は一つ、求人に応募してみたりもしています。

焦る気持ちもありつつ、工場に転職して8ヶ月、お給料が安すぎること以外には、嫌なことが少々あったりはしながらも「辞めたい!」と思うほどの事は何もなく。なかなか行動に移せずに時が過ぎていきます。

  

今朝のテレビで「山瀬まみさん50才」のテロップからの

母「あれ、まみちゃんもう50になるの!」

かちこ「そりゃ私が48なんだから、そんなもんでしょ。」

なんて会話からの

かちこ「だから仕事を変わるなら49になる前の方がいいと思うんだけどね。」

母「その歳じゃぁどこも雇ってくれないよぅ。」

っていう、いつもの嫌なやり取りが始まってしまった。

 

前の勤め先を辞めた時、母は心臓の辺りを押さえながら、本当に死にそうな顔をしていた。なぐさめてほしいのは私だったりもしたが、「大丈夫だから!大丈夫だから!」って、涙を引っ込めた。

 

息子が発達障害ではないかと、私が悩み始めたときには、「そんな話は聞きたくない」と言わんばかりに、生返事をするだけだった母。

 

いい歳をして親に心配をかけるもんじゃない、のはもちろんわかっている。歳をとると、心配事を抱える体力もなくなるのだ。

 

それでもやっぱり。

結婚せずに私を産んで、愛情いっぱい育ててくれたとは思うけれど、どこか自分勝手な母を恨む気持ちが常にある。

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「女は勉強なんて出来なくていいのよ」と、もっと上の学校を先生は勧めてくれたけれど、商業高校に決めた。小さい頃から母の思う方向に向かうようにすることが、自分の役割のように思っていたのかもしれないし、そうしているうちに、その方が楽だと感じるようになっていたのかもしれない。

 

社会に出て、いろんな人との出会いを経て、母の事を良くも悪くも客観的に見れるようになって、自分の人生の決断は自分で責任を持ってするべきだと気付かせてもらった。

 

けれど、いま自分のやりたいように動くことが私の責任とも思えない。母に助けてもらっているから今の生活は成り立っているのであって、母の健康もとても大切。

 

自分で決めたことだと、自信をもって進みたい。

迷っている時間がツライのだと思う。決めてしまえば、あとは、進むだけだ。

 

あー難しい!