高齢シングルマザーかちこが見つけたもの

48才シングルマザーの日々、子育て、仕事などなど

姑のこと

元夫の両親は、彼と妹さんが幼いころに離婚しており、姑が2人を育てました。

もともと優しい人柄の人ではありますが、元夫は帰宅すると姑に「どうやおかん、元気か?」と必ず話しかけていました。

 

ザコンではないかと感じたことは実はあまり無くて、「母親は大切にしなければならない」という風に洗脳されているような感じに私には見えます。

けれど一般的にはやはりマザコンと言えるのであろうと思いますので人に説明するときには「元夫はマザコンでした」としています。

 

asanosachiko.hatenablog.com

 

姑はというと、とても小柄で細身のとても優しいお方。

「かちこちゃんのお肉、分けて欲しい。」とのこと。

自身の子供たちの事は決して悪く言いません。

スーパーのパートで子供2人を育て、お友達付き合いはほとんど無いよう。

とっくに嫁いだ娘さんからは毎日のように何かと相談事の電話がある。

妹さんが嫁いだころに、元夫は中古の一戸建てをフルローンで購入。

2階の一部屋を私の部屋として与えてくれましたが、妹さん家族が泊りに来た時には使うから、その時は空けてねと言われました。

公衆トイレや他人の触ったものなどに対し「気持ち悪い」を連発する割にはお風呂は3日に一回、掃除はたまにしかしない。

玄関の小窓を開けっぱなしにしていると、日が暮れるころには「誰かが覗いてきそうで気持ち悪い」とちゃんと閉めます。

神経質に見えるタイプでギャンブルとは縁が無さそう…実際、以前はギャンブルを毛嫌いしていたそうなのですが、60才を過ぎてから始めた唯一の趣味がパチンコ。

車の免許は持っておらず、パチンコの為なら自転車で坂道も登ります。

お釜に残ったご飯は、次に炊いたお釜のご飯に混ぜて食卓へ。

甘いものを買ってくる時には私の分もあって「食べてね」と、それが姑なりの思いやり。

 

あー、また思い出したら追加していいですか( ̄▽ ̄)?

 

そんな姑と元夫はまるで夫婦のよう。

元夫は働くようになってから私と離婚するまで(その後のことは不明なので)、お給料を全て姑に預け、お小遣いだけもらって生活しています。

なんなら結婚後は私も姑から4万円ものお小遣いをもらって、子供のおむつ代など生活していました。

4万円は私から言ったものではありません。あちらからの提案で始まったものです。

元夫の収入は多くなく、額としては十分なのかなと思います。

※児童手当などが入る通帳は私が管理していました。

 

私は姑のことが、とにかく嫌いで嫌いでどうしようもなかった。

結婚してすぐ同居生活が始まり、それから4年程の月日をかけて離婚を決意し、1年の離婚準備期間を経て子供たちとあちらの家を出ました。

 

姑との同居を続けること、離婚すること。

私にとってはいわゆる究極の選択。

結局離婚を選択したわけですが、これで良かったのかどうか。

 

家の中で、物凄く嫌いな人と暮らしながら子育てをすることが、それこそ気持ち悪かった"(-""-)"

悪い人では無いのだと思うし、「これだけ良くしてやったのに」というのがあちらの言い分であって。

私に我慢が足りなかったとも言えるし。

元夫が頼りなかったとも言えるし。

姑が息子の自立を妨げたとも言えるし。

たまたま縁が無かっただけ、とも言えるかもしれないし。

 

子供たちは「ママが離婚しなければ…」と私を責めるように言いながら、「けど○○君(学校のお友達)と出会えたしな」と。

もう引き返せないということかな。

これで良かったのだとしておこうかな。